なめらかで飲みやすいのがアイリッシュ、個性と多様性があるのがスコッチ。3回蒸溜か2回蒸溜かが分かれ道です。
01 ジェムソン — 3回蒸溜のなめらかさ
アイリッシュウイスキーの伝統は3回蒸溜です。蒸溜を重ねるほど雑味が除かれ、酒質は軽くなめらかになります。ジェムソンのするりと喉を通る飲みやすさは、この製法によるもの。ピートを焚かない製法が主流のため、煙の要素もほぼありません。
02 スコッチ — 2回蒸溜が残す個性
スコッチは一般に2回蒸溜です。蒸溜回数が少ないぶん原料と発酵に由来する成分が多く残り、産地ごとの個性が濃く出ます。ピートを焚く伝統もあり、華やかから煙たいまで幅が広い。「個性を残す」設計といえます。