製法の特徴

スカイ島の荒々しい海岸に立ち、「海抜ゼロの熟成」と黒胡椒にたとえられるスパイシーな酒質で知られる。5基のスチルとワームタブ、独特のU字型ラインアームが力強くスモーキーな個性を支える。

歴史

1830年、マカスキル兄弟がスカイ島西岸のカーボストに創業した、同島最古の蒸留所。ゲール語で「傾いた岩」を意味する名を持ち、詩人スティーヴンソンが1880年の詩で「酒の王」と讃えたことでも知られる。島の厳しい自然そのままの、潮と胡椒と煙が渦巻く味わいは「グラスの中の嵐」と形容されてきた。1988年にクラシックモルト6本の一つ(アイランズ代表)に選ばれ、世界的ブランドへ飛躍。近年は「Made by the Sea」を掲げ、海洋保護活動とも連携する。ちなみに竹鶴政孝が学んだローゼスバーン蒸留所の設備は後にタリスカーが引き継いだという縁もあり、日本との浅からぬ繋がりを持つ。

代表銘柄

タリスカー10年 / タリスカー ストーム / タリスカー18年