炭濾過をするかしないか。この一工程が、まろやかさと軽快さの差を生んでいます。
スペック比較
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|---|---|---|
| タイプ | その他 | バーボン |
| 度数 | 40% | 40% |
| 熟成年数 | ノンエイジ | ノンエイジ |
| 樽 | 新品ホワイトオーク樽(内側チャー) | 新品ホワイトオーク樽(内側チャー) |
| 参考価格帯 | 〜5,000円 | 〜5,000円 |
| ブランド | ブラウンフォーマン | サントリーグローバルスピリッツ |
※ 価格帯は目安です。詳細は各銘柄ページ( ジャックダニエル ブラック(Old No.7) / ジムビーム(ホワイトラベル) )をご覧ください。
01 ジャックダニエル — テネシーウイスキー
ジャックダニエルはバーボンではなくテネシーウイスキーに分類されます。蒸溜後にサトウカエデの炭で濾過する「チャコール・メロウイング」という工程を経るため、雑味が取れてまろやかに。甘くスムースで、コーラ割りの定番です。
02 ジムビーム — バーボンの標準
ジムビームはケンタッキー産のバーボンで、とうもろこし由来の甘みとオークのバニラが素直に出ます。ジャックダニエルより軽快で、価格も手頃。ハイボールにすると爽快で、量を飲む場面に向いています。
03 価格と入手性 — 世界流通の二強はどこでも買える
どちらも世界的な大量流通銘柄で、日本でもスーパー、コンビニ、ネットで常時買えます。価格はジムビームのほうが一段安く、ジャックダニエルはやや上の価格帯です。どちらもハイボール缶が発売されており、まず缶で味の方向を確かめてからボトルを買うという入り方もできます。品薄や抽選とは無縁の世界なので、思い立った夜にすぐ試せるのがこの二本の良さです。大容量ボトルの選択肢もあり、日常的に飲む人ほど単価を下げられます。
04 飲み方別の使い分け — コーラで分かる個性の差
定番のコーラ割りで比べると、二本の個性がはっきり分かります。ジャックダニエルのコークハイは甘さとまろやかさがコーラと一体化して、デザートのような満足感。ジムビームはより軽快で、コーラの中でも香ばしさが顔を出します。ハイボールならジムビームの軽さが活き、ロックならジャックダニエルの炭濾過由来の滑らかさが分かりやすい。安い二本だからこそ、割り方をいろいろ試す実験台として最高の教材になります。
05 次のステップ — アメリカンの奥へ進む道
この二本で「甘く香ばしい系統が好きだ」と分かったら、次はメーカーズマーク(小麦の柔らかさ)、ワイルドターキー101(力強い度数)、バッファロートレース(バランス型)あたりが定番の進路です。ジャックダニエル派ならシングルバレルセレクトで同じ蒸溜所の上位を試すのも面白い。1,000円台の入門から一段ずつ上がっていけるのが、アメリカンウイスキーの優れたところです。